Caliper

 NISSIN6ポットキャリパーのオーバーホールには、これだけのシールが必要になる。オイルシール、ダストシール、結合部のシール合わせて28ヶ。一つ一つは安いけど・・・数が集まると結構な値段になります。あまりの出費にちょくちょく出来るもんじゃありません。
 全部ばらして磨き上げたところ。異形ピストンの抜き方はマニュアルでは飛び出さないように板をあてがいながらオイルラインの結合部を塞いでやりブレーキホースの接続部分より圧縮空気を吹き付ける方法です。・・・が大きい2つは意外とあっさり抜けますが、一番小さいピストンは、なかなか抜けません!しかも4つ。娘に圧縮空気吹き付け担当してもらいやっとの事で抜きました。次回やることがあれば迷わずピストンプライヤーを購入しますね(笑)
 ばらしたついでに連結ボルトとブリーダーボルトがチタン化されました。さすがに軽いです。クロモリボルトの約半分です。これで強度も保たれたるとはすごい技術ですね。分かっているかとは思いますが一応・・・オークション等でたまに見かける激安チタンボルトは、純チタン(TB340)ボルトで強い力の掛かる場所やパーツには絶対に使用してはいけません!しかも、こちらは近所のボルト屋さんで、もともと安く購入できますヨ。安く購入できてラッキーなんて方いませんよねぇ!?強度の必要な箇所に使用するチタンボルトは詳しくはチタン合金(Ti-6AL-4V)ボルトになります。6−4チタンとも言いますよね。チタニウム90%・アルミニウム6%・バナジウム4%、クロモリ鋼と同等の引張強度があり熱膨張率はクロモリ鋼以下というものです。また、ねじ部の作り方にも転造と切削がありますが、もともと高級ボルトなのでほとんどが転造のようです。切削は、うちらでもよく使うタップやダイスでねじ山を切って作る方法ですね。転造はボルトを作る時点でねじ形状を転記してつくります。一般人による作成は無理です。当然強度もコストも転造が上になります。
 最後にチタン化したといっても私レベルでは、自己満足のマニアックな世界になります・・・テレビのニュースではオタクの類に入るといってました(笑)
 組みあがったところです。車体に取り付けたところは、ブレーキホースのところでご覧ください。